2012年03月14日

洗面台に椿を挿して口直し











「釣った魚に不味いものなし」というが

不味い魚(小骨が多い魚に多い)もいる
川釣りで言えばウグイ(美味いという人もいるが)
筏釣りで言えばコノシロ、一度味噌漬けにしたが
それでも不味かったから不味さは本物

問題はショサイフグで
釣り宿の親父は「美味しいのにもったいない」と言うが
私は外道の先入観で持ち帰ったことがない

冷凍庫に手土産にいただいた
ショーサイフグの一夜干しがあったのを想い出して
試しに焼いて食べてみたが、独特の臭気があって不味い

近頃スポーツ紙の釣り欄を見ると
猫マタギのサッパやゼンメまで美味と書いてあるから
美味の大安売りで笑ってしまう

それにしても食の貧しさよ
思わず落涙



そんなわけで
椿を洗面台に挿して口直し







花⇒椿・薄の枯葉
器⇒鈴木五郎「織部」(右)・赤地健「九谷」(左)  


Posted by かとうさとる at 00:36 | Comments(0) | いけばなから