2012年03月03日

無関心という加害者にならないために




とうとう尻に火がついて
デスクに軟禁状態


普段でも深夜族だがここ数週間
朝刊を読んで床に就く日が続いて昨夜は徹夜(トホホ)

まあ文章を書いたりレイアウトする編集作業は
作品をつくっているようなもので嫌いではないが
同時進行で安請け合いして最悪の展開
もう少し計画性をもたないと…

それでも楽しんでいるからマアいいか(苦笑)
気分転換にブログをひらいたが
まだ明け方まで仕事をする予定のため簡単に記したい



当事者にならないと
わからないことが多い







私たちは外傷がある場合はバーチャルでも痛みを感じるため
凡その症状は理解できるが、問題は目に見えない症状だ

「記者有論」で記者が訴えているように
無理解(無関心も)が患者に二重の苦しみを与えることは自明の理で
私も妻に辛い思いをさせたことを悔いている




後悔先にたたず
そのためには先ず患者の心模様を
理解することが近道


余り難しいとイヤになってしまうが
「嘘ッ、ホント、」と患者の周辺の出来ごとを目から鱗の
ブログで綴っているのがエッセイストの山田まさ子さん

その山田さんから山田さんの受賞作品が載っている
文芸思潮を贈っていただいた







山田さんについては私が下手な説明をするよりも
文芸思潮のプロフィールが簡潔のためそのまま転載すると


【土佐育ち。母は浜辺の被差別村出身。女郎だった義母に虐められて精神病院に入院中、電気をかけられて記憶を失った。

父方は横浜の拝み屋の一族。祖父は旅役者、テキヤ、贋作師、最後は祈祷師となった。

父は葛西善蔵に心酔し、同人誌を作って真面目な石鹸工場の友人の人生を狂わせ、妻子を路頭に迷わせた。

酒と女とギャンブル、赤いシャツとニセの金のロレックスの似合う新聞ゴロだった。

娘時代は8ミリ映画をつくり、文楽や寄席通いの好きな陽気なお姉さんであったが、両親の死後、突然うつ病になった。

精神病院の誤診と大量処方の副作用で、本を五行も読めなくなった。

フクシマ3.11以降、東京のアパートはそのままに高知市に疎開。都の障害年金と生活保護を受けている。

尊敬する人はカルメンとマクベス夫人。将来の夢は旅行記を書いて旅ばかりしていたい。】








昔「事実は小説より奇なり」という
有名なフレーズではじる人気テレビ番組があったが
山田さんのブログ「山田まさ子の旅日記」は
ハラハラドキドキで時に抱絶絶倒


よろしかったら山田ワールドを
一度訪問されてはいかが!
  


Posted by かとうさとる at 03:54 | Comments(1) | らくがき帖