2011年07月31日

農村舞台アートプロジェクトの経過報告(10)











予告⇒8月28日(日)農村舞台ライブ
郷土創作狂言「井戸茶碗」で幕開け!







郷土創作狂言「井戸茶碗」の上演を待つ
藤岡飯野町の秋葉神社農村舞台(明治28年創建)


農村舞台アートプロジェクトとは


これまでも繰り返して述べてきたがこのプロジェクトは、市内の東部から北部一帯に現存する有形民俗文化遺産の農村舞台78棟を今に生きる文化資源として活用し、地域に根付いた新たな市民文化の創造を目指すもので、私はプロデューサーとしてこのプロジェクトに参画した。





プロジェクトの基本構成は「農村舞台リレー個展」と「農村舞台ライブ」の二つにわけ、「リレー個展」は、現代のアートの第一線で活躍する郷土作家20組が、旧町村を個展でリレーし、地域の絆をつなぐプロジェクト。

「ライブ」は、農山村の娯楽の殿堂として親しまれてきた農村舞台を現代の小屋(劇場)として再生しようというプロジェクトで、名誉市民の故本多静雄氏が著した創作狂言の代表作「井戸茶碗」を皮切りに、日本の人形を代表する「阿波」「佐渡」「恵那」の人形三座の競演。話題のソプラノ二宮咲子さんが蝶々夫人を歌う農村舞台でオペラ「蝶々夫人ファンタジー」、ジャズライブ、農村歌舞伎など多彩なプログラムを予定。



農村舞台リレー個展
アーティストの仕事と横顔



リレー個展のメンバーは、日本陶磁器大賞を受賞するなど現代の織部と称えられる鬼才鈴木五郎さんから新世代のアーティストまで、ジャンル、世代を横断したアーティスト20組(23名)。現時点で考えられるベストのメンバーが顔をあわせたこのリレー個展によって、自動車のまちの多様なアートの全容が初めて明らかにされるものと確信している。



第1組8月28日(日)⇒9月4日(日)
■猿投・石野・藤岡地区





鈴木真幸登(いけばな)⇒城見町神明神社(石野地区)





松沢二三夫(ハリボテオブジェ)⇒西広瀬町八剱神社(猿投地区)





原みる(絵画)⇒迫町磯崎神社(藤岡地区)※徳島県神山町





石川泰弘(モダンアート)⇒三箇町八柱神社(藤岡地区)



第2組9月5日(月)⇒9月11日(日)
■小原地区





稲垣陽子(造形)⇒小原田代町八幡神社(小原地区)





青山良博(写真)・青山啓子(絵画)⇒松名町蘆和神社(小原地区)





加納恒(造形)・加納茂登美(小原和紙)⇒大坂町熊野神社(小原地区)



第3組9月12日(月)⇒9月18日(日)
■稲武地区

 



加藤マンヤ(造形)⇒川手町八幡神社(稲武地区)





伊丹靖夫(絵画)⇒野入町神明神社(稲武地区)



第4組9月19日(月)⇒9月25日(日)
■足助・下山地区





新實広記(ガラス)⇒細田町細田神社(足助地区)





鈴木琢磨(彫刻)⇒西樫尾町八幡社(足助地区)





中根栄二(彫刻)・中根理(造形)⇒千田町神明神社(足助地区)





新宅雄樹(絵画)⇒阿蔵町須賀神社(下山地区)





本多晋一郎(彫刻)⇒小松野町日月社(下山地区)



第5組9月26日(月)⇒10月2日(日)
■松平・旭地区





柴田周夫(造形)⇒坂上町六所神社(松平地区)





市川明徳(書)⇒榊野町野見神社(旭地区)





石田真典(写真)⇒杉本町神明神社(旭地区)





かとうさとる(現代いけばな)⇒笹戸町八幡神社(旭地区)





鈴木五郎(陶芸)⇒浅谷町八王子神社(旭地区)





物部浩子(書)⇒時瀬町神明神社(旭地区)
  


Posted by かとうさとる at 12:25 | Comments(0) | 農村舞台