2010年08月01日

農村舞台プロジェクト(5)集落の抱える問題


農村舞台アートプロジェクトまで
30日を切った


マップを兼ねたチラシも刷り上がったが、
まだ打合せが済んでいない地元もあって最後の追い込み。





チラシの表紙






チラシの裏面の部分。
赤い印は農村舞台の位置を表したもので、岐阜県や長野県に
隣接する北部に農村舞台が密集していることがわかる。



今日の予定は足助地区の
細田神社の農村舞台


今日の予定は足助地区の細田神社の農村舞台だが
足助の山中にきて森林浴をしない手はないため寄り道。





B級スポットとしてその道では有名(?)な風天洞に遭遇
私はこういう場所が苦手!寄り道を後悔したが後の祭り。








細田の集落の近くで黄花コスモスを見つけて口直し



ここまできたらやるしかない!

細田神社に到着すると、既に区長さんと彫刻家の中根栄二さんと奥さんの理さんが待っていた。中根夫妻は私が職にいた当時から注目をしていた作家で、久しぶりに会ったがコミュニケーション能力が秀逸でますます目が離せなくなった。(楽しみ)





左は細田区長の鈴木貞男さん
右は彫刻家の中根栄二さん

お話を伺うと、「田圃も集落もワシらの代で終わり」と区長さん。細田の集落は18世帯で、その上にいくつかの集落が集まった行政区があるが、全体でも40世帯しかなく、しかも高齢化が進んでいるとのこと。

農村舞台を有形民俗文化財というのは易いが、ほとんどの集落が同じような問題を抱えているのではないか。大変な扉を開けてしまったというのが正直な感想だが、ここまできたらやるしかない!(大丈夫かな)
  


Posted by かとうさとる at 03:41 | Comments(0) | 農村舞台