2010年04月23日

農家を再生したギャラリーで吉川正道展


常滑の吉川正道さんから
お洒落な展覧会の案内をいただいた


名古屋芸術大学教授の吉川正道さんは、中部国際空港の美しい青磁の陶壁をはじめ、世界の主要都市の美術館に招かれるなど、近年最も充実した活動を展開している陶芸家で、明るい人柄にファンも多い。奥さんの吉川千香子さんも陶芸家として活躍。2人のおしどりぶりは有名。





陶の巨大なオブジェ「だんご」と吉川正道さん






吉川正道さんの白磁に柿をいける
(かとうさとる作品集より/2004年)






農家を再生した風の沢ギャラリーの母屋(宮城県栗原市)


東京23区より広い越後妻有の里山を舞台に展開する大地の芸術祭をはじめ、古民家や町屋をギャラリーで再生する流れが加速してとまらない。吉川正道さんからいただいた案内も、宮城の農家を美術館として再生したもので、オーナーは東京でギャラリストとして活躍している杉浦節美さん。

案内をいただいて、驚いたのは会期中に予定されているイベントの内容で、オーナーの美に対する篤い思いと、土地の人たちへの畏敬の思いが昇華した構成で、目から鱗。というよりも一言で言えば私の好みで贅沢の極み。





吉川正道展のイベントプログラム



吉川正道展の会期とアクセス




 

会期/2010年4月24日(土)-11月29日(月)
開館/11:00-17:00(10月、11月は16:00まで)
休館日/火曜日、水曜日、木曜日
(曜日にかかわらず祝日は開館)
料金/一般500円、未成年者無料
問合せ/風の沢ギャラリー http://www.kazenosawa.jp/
☎0228-52-2811

  


Posted by かとうさとる at 15:14 | Comments(0) | アートの現在