2010年03月26日

豊田バレエ学校卒業公演


豊田バレエ学校を支えてきた
アラコ㈱元会長の関谷節郎さんが逝去


三月は旅立ちのシーズンで、豊田バレエ学校を支えてきたNPO法人豊田シティバレエ団理事長で、トヨタ自動車元専務、アラコ元会長の関谷節郎さんが、黄泉の国にひと足早く旅立った。昨秋、「かとうさんお話したいことがあるので一度時間をとってください」と、丁重なご挨拶をいただいたのが最後で、未だに信じることができない。

その関谷さんが最も楽しみにしていたのが豊田バレエ学校の生徒の成長で、関谷さんの「お話し」も、多分バレエ学校のことだったと想像するに難くない。


豊田バレエ学校の実力は折り紙つき

チャイコフスキー記念豊田バレエ学校は、バレエの本場ロシアのワガノアメソードを継承した本格的なバレエ学校で、ロシア人スタッフの基本指導のほか、海外バレエ団への門戸を開いていることから、未来のプリマを夢見た生徒が全国各地から入学。その成否が関係者の注目を集めているが、既に海外のバレエ団でプリマとして活躍する卒業生を輩出するなど、実力は折り紙つき。昨夜(25日)、そのバレエ学校の卒業公演が市民文化会館で開催され、足を運んだ。






卒業公演はコンサート形式で、第7回ベルリン国際コンクール入賞披露、バリエーションに引き続いて、[眠れる森の美女]より[プロローグ]を全員で披露。











夢に向かって飛翔け

最後に卒業生を代表して答辞を読み上げたが、両親に対する感謝の言葉にみんな拍手。入学式に来賓の末席を汚したことがあり、両親の心配を目の当たりにしてきたため、私も思わずウルっとしてしまった。夢に向かって飛翔け卒業生!


  


Posted by かとうさとる at 04:36 | Comments(0) | とよたの文化