2009年10月31日

NHKラジオの深夜便をBGM代わりに












深夜便のうた「愛の旅人」

本の編集やモノ書きの真似ごとをはじめるようになって、一番変わったのは生活スタイルで、朝刊を読んで寝ることもしばしば。そんなときは、好きなCDを聴くこともあるが、大抵はNHKラジオの深夜便をBGM代わりにしている。書店で販売されている深夜便のテキスト(一冊350円)も大人の人生読本として学ぶことが多い。





往年(?)の大スターと言われる俳優はみんな文章が上手い。中でも双璧と言われるのが池辺良と有馬稲子の二人で、文章から映像が立ち上がってくる。本誌の「女優が語る戦後」は、その有馬稲子の自伝とも言えるもので、同じ時代を少しでも知るものにとっては秘密の扉を開けたようなもので、わくわくどきどき。


そのラジオ深夜便に「深夜便のうた」というコーナーがある。今月は、大川栄策「昭和浪漫~第2章~」と佐々木秀美「愛の旅人」の二曲が流れているが、佐々木秀美「愛の旅人」がいい。シャンソン調のメロディーにのせて、大人の愛を切々と語るように歌う佐々木秀美。ピアフに憧れてパリに渡ったという佐々木秀美。モノセックスの妖しさは、私のような健全なオジサンには毒で、NHKも罪なことをするものだ。「深夜便のうた」の放送は深夜1時台後半と3時台後半。興味のある方は是非。






夕映えの鰯雲(10月30日16時頃)







ペノーネと遊ぶ

家への帰り道、道路脇の草ムラで葛と野薔薇を見つけた
花:葛の葉、野薔薇、シュウカイドウの葉 
陶:山田和俊(猿投窯)焼き〆茶碗
紙:ジュゼッぺ・ペノーネのサイン入りポスター
  


Posted by かとうさとる at 04:18 | Comments(1) | いけばなから