2008年10月03日

作品ライブラリー(3)華道豊展









素材:蓮の葉、アクリル、ロープ/花器:山田和俊(猿投窯)
寸法:≒90㌢×90㌢×300㌢/場所:豊田市民文化会館(豊田)1981年


浮遊

豊田市のいけばな展を代表する華道豊展は、1973年豊田市民総合文化祭の発足にあたり、それまでの諸流いけばな展を発展的に解消し、オープニング行事としてリニューアルしたもので、ネーミングの「豊展」は脱いけばな展を意味している。

この作品は1981年の華道豊展に出品したもので、「浮遊」のタイトルで作品集に収録した。(作品集では1982年となっているが1981年の誤りで訂正)

  


Posted by かとうさとる at 22:54 | Comments(0) | 作品ライブラリー

2008年10月03日

澁谷朗-人と仕事-とよたの保健医療福祉と市民文化




市民が楽しく読める医療・文化の豊田現代史
 
澁谷朗氏は、豊田市の保健医療福祉の発展に大きな足跡をしるし、平成9年度日本医師会最高優功賞を受賞。平成17年秋の叙勲では旭日雙光章を受章し、皇居において天皇陛下に拝謁の栄を浴した。また文化協会会長、文化振興財団理事長として、二度にわたる国内最大規模の市民野外劇を成功に導くなど、豊田市の医療と文化の振興と発展に大きな足跡をしるした最大の功労者です。
 
本書は、澁谷朗氏の歩みを縦軸に、とよたの保健医療福祉と市民文化を「史」として編纂したもので、メディアは市民が楽しく読める医療・文化の「豊田現代史」が初めて誕生したと報じた。

第1章 澁谷家のこと
第2章 保健医療福祉
第3章 市民文化
第4章 メーキング市民野外劇(写真下)
資料編 保健医療福祉と市民文化関連年表
発行:澁谷朗-人と仕事-監修委員会
規格:A4版上製本208頁
編集執筆:かとうさとる
デザイン:かとうさとる・凸版コミュニケーションズ
印刷:凸版印刷㈱ 






  


Posted by かとうさとる at 14:21 | Comments(0) | 編集出版

2008年10月03日

作品ライブラリー(2)空間の意識が芽生える









素材:発砲スチロール、塗料、真鍮、カトレア/寸法:≒400㌢×250㌢
場所:豊田市文化芸術センター(豊田)1979年


試行を繰り返す

1979年私は2度目の個展をした。その個展で発表した作品の一つがこのレリーフだ。装飾的な作品でこれまで机の引き出しにしまっていたが29年ぶりに封印を解いた。いま思うと、こうした試行が繰り返されて、私の中でいつとはなしに空間という認識が形成されていったようだ。

  


Posted by かとうさとる at 04:23 | Comments(0) | 作品ライブラリー